みなさん、こんにちは。今回も平成31(2019)年2月26日に行われた平成30年度第54回理学療法士国家試験午前の問題を解いていきましょう。
目次
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第54回理学療法士国家試験午前68問目
午前68問目
集合管における尿の濃縮に関わるホルモンはどれか。
1.グルカゴン
2.メラトニン
3.オキシトシン
4.パラトルモン
5.アルドステロン
午前 68問目 解説
この問題も難しい問題ですね。ひとつひとつのホルモンを確認していきましょう。
グルカゴンとは
グルカゴンは、炭水化物の代謝に重要な機能を持ちます。
メラトニンとは
メラトニンとは、覚醒と睡眠を切り替えるホルモンです。
オキシトシンとは
オキシトシンとは、陣痛誘発剤や乳汁分泌作用があるといわれている。スキンシップなどで分泌される幸せホルモンといわれている。
パラトルモンとは
パラトルモンとは、骨の再吸収によって血清カルシウムの上昇を起こします。また、尿中カルシウムとリン酸の排泄増加を促進します。
アルドステロンとは
アルドステロンとは、腎臓の尿細管などに作用して、体液の浸透圧の調節に関与している。
では、設問を見ていきましょう。
1のグルカゴンは、上記よりこの問題の不正解です。
2のメラトニンは、上記よりこの問題の不正解です。
3のオキシトシンは、上記よりこの問題の不正解です。
4のパラトルモンは、上記よりこの問題の不正解です。
5のアルドステロンは、上記に腎臓の尿細管などに作用して、体液の浸透圧の調節に関与しているとあるため、この問題の正解です。
このホルモンはこのようなことに関するホルモンだと覚えられれば良いと思います。この問題は難しいですね。では、また次回も一緒に問題を解いていきましょう。
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