みなさんこんにちは。今回も、平成30(2018)年第21回介護支援専門員実務研修受講試験問題を解いていきましょう。
目次
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第21回介護支援専門員実務研修受講試験問題2
問題2
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)の7つの柱として正しいものはどれか。3つ選べ。
1.若年性認知症施策の強化
2.認知症の人の介護者への支援
3.認知症の発症割合の低減
4.高度認知症の人への集中的支援
5.認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
問題2 解説
この問題も難しい問題ですね。3つも選ぶということで難易度も高いと思います。まず、認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)について見ていきましょう。
認知症施策推進総合戦略(新オレンジプラン)とは
厚生労働省が超高齢化社会に向けて策定した認知症施策です。施策は以下の7つのです。
①認知症への理解を深めるための普及・啓発の推進
②認知症の容態に応じた適時・適切な医療・介護などの提供
③若年性認知症施策の強化
④認知症の人の介護者への支援
⑤認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進
⑥認知症の予防法、診断法、治療法、リハビリテーションモデル、介護モデルなどの研究開発およびその成果の普及の推進
⑦認知症の人やその家族の視点の重視
こちらを読んだうえで設問を見ていきましょう。
1の若年性認知症施策の強化は、③そのものですのでこの問題の正解です。
2の認知症の人の介護者への支援は、④そのものですのでこの問題の正解です。
3の認知症の発症割合の低減は、上記に当てはまらないため、この問題の不正解となります。
4の高度認知症の人への集中的支援は、上記に当てはまらないため、この問題の不正解となります。
5の認知症の人を含む高齢者にやさしい地域づくりの推進は、⑤そのものですのでこの問題の正解です。
つまり、1、2、5が正解となります。
新オレンジプランを覚えていないと解けない問題です。難しい問題でした。では、次回も問題を解いていきましょう。
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