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理学療法士国家試験問題を理学療法士と一緒に解いてみよう其の15 帯状疱疹

みなさん、こんにちは。今回も平成31(2019)年2月26日に行われた第54回理学療法士国家試験午前の問題を解いていきましょう。

 

目次

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第54回理学療法士国家試験午前87問目

 

午前87問目

帯状疱疹で正しいのはどれか。

1.発疹は左右対称にみられる。

2.感染後数日で発症する。

3.Koplik斑が出現する。

4.アロディニアを伴う。

5.帯状絞扼感を伴う。

 

午前 87問目 解説

この問題も難しい問題ですね。帯状疱疹について見ていきましょう。

 

帯状疱疹とは

帯状疱疹は水疱瘡ウイルスが原因です。体の一部がチクチクしそこに紅斑が出来ます。その後、水疱が出来て破れます。皮膚がただれて、かさぶたが出来ます。中高年の、ストレスなどにより発症します。帯状疱疹は身体の左右どちらか一方にあらわれます。水疱瘡は幼児がかかる感染症ですが、その時のウイルスが数十年間潜伏します。健康な時には免疫力が強く活動は抑えられていますが、中高年になり身体の免疫力が低下すると出現します。

 

Koplik斑とは

麻疹患者の大部分に現れる頬の粘膜の斑点です。

 

アロディニアとは

アロディニアとは本来痛くない刺激を痛みと感じます。異痛症とも呼ばれます。帯状疱疹後疼痛や片頭痛などで見られます。

 

帯状絞扼感とは

脊髄の病巣部位である体幹が、帯できつく締め付けられているような痛みが出ます。多発性硬化症などでみられる症状です。

 

それでは、設問を見ていきましょう。


1の発疹は左右対称にみられるは、上記に帯状疱疹は身体の左右どちらか一方にあらわれます、とあるようにこの問題の不正解です。

 

2の感染後数日で発症するは、上記に水疱瘡は幼児がかかる感染症ですが、その時のウイルスが数十年間潜伏します。健康な時には免疫力が強く活動は抑えられていますが、中高年になり身体の免疫力が低下すると出現しますとあるようにこの問題の不正解です。

 

3のKoplik斑が出現するは、麻疹患者の大部分に現れる頬の粘膜の斑点です。この問題の不正解です。

 

4のアロディニアを伴うは、上記にあるように本来痛くない刺激を痛みと感じます。異痛症とも呼ばれます。帯状疱疹後疼痛や片頭痛などで見られますとあることからこの問題の正解となります。

 

5の帯状絞扼感(たいじょうこうやくかん)を伴うは、上記にあるように脊髄の病巣部位である体幹が、帯できつく締め付けられているような痛みが出ます。多発性硬化症などでみられる症状ですということで、この問題の不正解です。

 

今回は帯状疱疹についての問題でした。設問の症状などもそれぞれ難しいと思いました。一つの問題から学ぶことも多いと思います。

 

それでは、次回も問題を解いていきましょう。

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